正月といえばお年玉。
おばあちゃんからお年玉をもらえた。
A「おばあちゃんありがとう」
祖「いいのいいの」
そういって僕はお母さんのもとへ行く。
母「はい。お年玉はお母さんが預かります。」
A「いいじゃん!僕が持ちたい!」
母「だーめ。あなたの将来のためよ。」
このセリフ言われると反論できないんだよな。
母「さ。私は別の人にお年玉渡してくるわね。」
そういって母はどこかへ行った。
そして何事もない帰省を楽しんでいた。
その時僕はいとこのB君を見つけた。
B「ちぇっ。仮面ライダーのポチ袋のお年玉預かられちゃったよ。」
A「え?僕のお年玉のポチ袋も仮面ライダーだったよ。」
B「Aも仮面ライダー好きだろ。」
そうして話しているとBのお母さんがきて僕にお年玉をくれた。
A「え?また仮面ライダー?」
母「はいはい。預かりますよ。」
A「あ…」
僕は見てしまったんだ。
このポチ袋の裏に名前を何度も書き直した跡があることを。
解説
このお年玉は使いまわされています。
おばあちゃん→A→B→A...
という風にです。
ここからお母さんにあずかられたことを考えるとまた別の子にあげるのでしょう。
そしてその子のお母さんがまたAにあげて...
無限ループって怖いね。